こんにちは。インキュベーションマネージャーの板倉です。
早いものでGWもまもなく終わりますね。みなさんはどんな風に過ごされましたか?
私は堀江にあるギャラリーART HOUSEさんにお邪魔してきました。
当方、オーナーの吉竹さんにはとてもお世話になってまして、ODPが3年前に開催したクリエイターによる親子向けイベント「ODP こどもの森とえほん広場」の絵本作家ブース設置に際して、大阪で活動する絵本作家さんをご紹介いただいたり出展者募集の告知協力をしていただりと、とてもよくしてくださり、結果として素敵な絵本作家のみなさんに出展いただくことができました。
今回はその「ODP こどもの森とえほん広場」にも出展いただいたホッシー ナッキーさんと尾崎潤さんが絵本を出版されることになり、記念して開催されている出版記念原画展を観にART HOUSEさんにお邪魔してきました。
さっそく絵本の紹介をしますと、ホッシーさんの絵本は食育をテーマにした「菌たろう」。尾崎さんの絵本は雨をテーマにした「あまやどりのホットケーキ」です。
まずは1階で展示されているホッシーさんの原画展。
ホッシーさんらしい温かみのあるタッチで描かれた食べものの数々。板の風合いを絵に活かしたいということで、紙ではなく板に描かれていたのが印象的。以前開催したイベントでは絵本以外にオリジナルグッズも販売されていて、その中でホットドッグの形をしたブローチに一目ぼれし購入したことを思い出しました。
次に2階に上がり、尾崎さんの原画展へ。
尾崎さんは森をテーマにした作品が多く、しっとりとして深い緑色に特徴があり、出てくる動物たちもとてもかわいい。新作は森が舞台ではありませんが、奥の景色には樹々が見え尾崎ワールドを感じ取ることができました。ちなみに、ホットケーキはめちゃめちゃ美味しそうでした(笑)
お二人にお話を聞いて印象に残っているのは、制作期間に大きな違いがあり、ホッシーさんの「菌たろう」は超タイトな制作スケジュールで実質3ヶ月程度で仕上げたとのこと。反対に、尾崎さんの「あまやどりのホットケーキ」は出版社さんから「(出版は)2年後ぐらいになる」と言われていたそうで、コロナ禍とも重なり、納得のいく仕上がりになるまで家にこもってずーっと描いていたと仰っていました。
ホッシーさん、尾崎さん、ありがとうございました。
※一部、写真をお借りしました。
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