独立デザイナー・クリエイターがぶつかる値…

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独立デザイナー・クリエイターがぶつかる値付けの話。

こんにちは。インキュベーションマネージャーの板倉です。
緊急事態宣言が解除され、少しずつ外出や外食の機会が増えてきました。引き続き、感染対策を徹底しながら、久しぶりに味わう時間を楽しみたいですね。

デザイナー・クリエイターが独立するタイミングは、大きく二つに分けられると私は考えています。
ひとつは長い期間会社で勤め、予算を管理したり部下を持つようなポジションになり(会社に勤めていた場合)、経験や実績をしっかりと積んで独立する“満を持して系”。“満を持して系”の方は、必然的にある程度年齢が上の方が多くなります。もうひとつは、独立前に勤めていた会社ではあくまで一人のプレイヤー(会社に勤めていた場合)で、経験や実績をある程度積んではいるけど未熟な部分も残る“まだまだこれから系”。

今回は、“まだまだこれから系”のデザイナー・クリエイターを対象に、私的な視点で値付け(価格設定)のお話をしたいと思います。普段からたくさんの“まだまだこれから系”の方とお話をさせていただく機会がありますが、よく聞くのが「いくらにすれば良いかわかならい」という値付けのお悩みです。

結論から言うとピンキリです。大手広告代理店出身などの肩書きがあったり有名な賞を受賞していたりする、いわゆる有名デザイナーと名もなきデザイナー(決してディスっているわけではありません!)とでは、当然かなりの差が開きます。

そこで、ひとつの考え方として「時間給×制作時間」として算出するという方法があります。ここで重要なことが、自分で自分の時給をとりあえず決めるということです。生活していくために必要な賃金を確保するにあたり、1ヶ月でどれぐらいのお金が必要なのか、その売上を達成するにはどれぐらいの時間給で何時間ぐらい働く必要があるかを考えます。

私も以前はグラフィックデザイナーを生業にしていましたが、そのときは時間給3,000円からスタートしました。とは言え、制作内容によっては時間が読めないこともありますね。そういうときはとても困るのですが、少し多めの制作時間を想定して料金を算出する場合と、クライアントに予算を確認してその金額で仕事を受ける場合があります。

言い値で受ける場合にその金額を自身で設定した時間給で割ると、どれぐらいの時間で終わらせないといけないかがわかります。このとき、とても完成できそうにない短い制作時間になった場合、お断りするかもしくは金額をあげてもらう交渉をするか、それともその金額を受け入れて飲み込むかの選択に迫られます。

初めのうちは想定していた制作時間を超えてしまい、あまり利益が残らないようなこともしてしまうと思いますが、経験を積んでいくことで読みの正確性が上がってくると思います。独立し、自分の船を漕ぎ始めたデザイナー・クリエイターのみなさん、ODPはそんなみなさんを応援すべく活動しています。ご関心のある方はぜひ見学にお越しください。それでは!

このブログを書いた人:板倉 康裕