すでに8月も1週間が過ぎようとしています。暑いのは当たり前と思いながらも、やっぱり暑いものは暑いですね...オリンピック選手の活躍から元気をいただきながら、頑張っている今日この頃です。
ところで、私がODPに着任させていただいて11月で3年となります。私の仕事の中でインキュベーション施設に携わらせていただいた期間は11年半。本当にたくさんの起業家の方々と出会わせていただきました。その間、私自身の働き方にはあまり変化がないように思うのですが、今回の新型コロナウイルスの発生により、人々の働き方には大きな変化があるように思います。特にクリエイターは製造業や小売業などと異なり、パソコンとWifi環境等があれば、どこで仕事をするかについてはそこまで制約がありません。会社を法人化、組織化するのであれば、登記をする場所あるいはスタッフの集まる場所としてのオフィスが必要であるかもしれませんが、独立間もないフリーランスクリエイターであれば、まず固定費のかかるオフィスを構えて仕事を開始しようという発想はすでに無くなっているのではないでしょうか。一方、ODPは創業まもないクリエイターをサポートするインキュベーション施設で、独立するクリエイターにオフィスを提供し、事業を軌道に乗せるためのサポートを行なっていますが、働き方が変化している今、ODPやインキュベーションにも何か変化が求められているのではないかと感じています。その疑問を実際フリーランスクリエイターの方々にぶつけてみたい。そして登壇者の方々や会場から聞かせていただいたお話をもとにODPも新しい切り口でインキュベーション施設におけるサポート内容を検討できるのではないかと思っています。そこで来る9月3日(金)にODPを活用してくれている入所企業と外部のクリエイターの方々にお集まり頂き、ODPフォーラム「独立クリエイター、これからの働き方働く場所〜インキュベーションは独立するのに最適な場所?〜」を開催することになりました!
ODPのヘビーユーザーの方々と外部クリエイターの方でご自宅やオフィスなどでお仕事をされている方に登壇をお願いし、先日事前の顔合わせ、打ち合わせを行いました。
みなさん、とても魅力的な方々で、私も今からフォーラムを開催することをとても楽しみにしています。是非9月3日(金)はODPにご参集ください。登壇クリエイターのそれぞれの働き方、働く場所へのこだわりのお話が、みなさんの今後の働き方についての参考になればと思っています。
※インキュベーション施設:「インキュベーション」とは孵化のこと。そこから起業後間もない中小企業やベンチャー企業に対し、ソフト、ハード面のサポートを提供し、事業が上手く軌道に乗るようにサポートをする施設。大阪デザイン振興プラザもその1つでクリエイターに特化したインキュベーション施設です。