皆様、こんにちは、ODP運営スタッフの小嶋です。今回は、自発的な営業活動を満足に行えていないと感じている独立クリエイターの皆様や、これから起業・独立をめざしており営業スキルを学びたいクリエイターの皆様に、是非知ってほしい「顧客管理リストの作り方」をテーマに、下記の流れで記載いたしました。
目次
クリエイターが独立すると、これまで社内の営業担当者が行っていたお客様とのやりとりも自身でやることになる場合がほとんどではないでしょうか?そして、製作に加えて、会計や雑務に追われる中で、なかなか営業活動に手が回らず、せっかく接点を持てたお客様との関係も自然に消えていってしまう、、そんな課題をお持ちだという独立クリエイターの皆様の声をよく耳にします。
今回は、そんな課題を解消するための方法、顧客管理リストの作成について解説してまいります。最後までお読みいただければ幸いです。
1.顧客管理リスト作成のメリット
リストを作って顧客管理をすることによって、主に下記3つのメリットがあります。
①これまでの商談の履歴やプロセスを可視化し分析することによって、既存顧客にいつ何をすべきか決められる。
②潜在顧客や一度離れてしまった顧客(休眠顧客)を忘れることなく営業対象として意識しておける。
③複数メンバーで、個別のお客様との商談状況を共有できる。
やっておかない手はないですよねでは?では、次に具体的な顧客管理リストの作成方法について説明していきます。
2.顧客の棚卸と分類
まず、自社でこれまでにどんなお客様と接点を持ってきたか、棚卸します。
そして、お客様を、ざっくりと下記のように分類します。
・既存顧客(定期的に取引のあるお客様)
・休眠顧客(過去に取引があったが、取引が止まっているお客様)
・潜在顧客(まだ取引はないが接点のあったお客様)
3.顧客情報・商談状況の更新
次に、それぞれのお客様の情報や商談の状況などを更新していきましょう。
4.現状分析とネクストアクションの決定
続いて、エクセルなどに情報をまとめ、それぞれの顧客について分析し、次にとるべきアクションを決めましょう。
※有料の顧客管理システムは会社規模が大きく複数人での情報共有が必要な場合に導入メリットが大きいですが、個人や少人数の場合は、エクセルなどの無料で使用できるものがやはりおすすめです。
以上、簡単にですが、独立クリエイターに使って欲しい営業活動の基本「顧客管理リストの作り方」について共有させていただきました。
独立クリエイターの皆様が顧客管理リストを駆使して「待ち」の姿勢から脱却し、戦略的な営業活動を実行する際に活用いただけますと幸いです。
執筆にあたりヒアリングさせていただいたODPインキュベーションオフィス、デザイナーズオフィス入所の独立クリエイターの皆様、ありがとうございました!