みなさんこんにちは!
ODPってどんなクリエイターさんが入所しているの?という疑問にお答えする「ポンコツ広報ブラザーズの入所企業訪問!」です。
今回は、株式会社TATAMISERの代表、淡路光彦さんにお話を伺いました。
ODPってどんなクリエイターさんが入所しているの?という疑問にお答えする「ポンコツ広報ブラザーズの入所企業訪問!」です。
今回は、株式会社TATAMISERの代表、淡路光彦さんにお話を伺いました。
大西「ん?タタマイザー?タタミゼール?ん?ん?ん!?」
林 「・・・タタミゼって読むんやで(ニッコリ)」
大西「(あああ、予習って大切っ!)」

事務所の中は畳がたくさん!手がけている商品だけでなく、デスクの下にも畳が敷かれています。
大西「タタミゼってどういう意味なんですか?」
淡路「フランスの俗語というか造語で『畳の上の暮らし』という意味なんですが、日本風のインテリアや生活様式を取り入れることとWikipediaに書いてありました(笑)。で、それを会社名にしたんです」
ご実家が畳表や畳縁など畳の材料を畳屋さんに卸売する畳材料卸問屋をされていた淡路さん。大学卒業後もしばらくは家業を手伝っていたそうです。そこで年々廃業していく多くの畳屋さんを目の当たりにして、「なんとかしなければ!」「このままでは問屋も大変なことになる!」と一念発起、インターネットを使って、い草のラグや座布団などの商品販売を始めたのです。
淡路「全然売れなくてね(笑)。で、それまで大きすぎて宅配は無理だろうなと思っていた畳をネット販売し始めたら注文が来たんです」
そして、3年ほど前からはアメリカや東南アジアなどの海外からも注文が来るようになったのです。

現在は畳を含めた文化を世界中に広めるために、日本語だけでなく英語でもブログを書き、商品の使い方などの動画を制作して情報発信をしています。
大西「でも、なんでクリエイター向けオフィスのODPに?」
淡路「実は現在、新しい事業として、アプリ開発に取り組んでいるんです」
大西「すごい!どんなアプリなんですか?」
淡路「お部屋のサイズを入力したらどういったサイズの畳が何枚必要か計算できるものです。やっぱり畳業界もIT化していかなければならないと思っているので、完成したら建具屋さんや工務店さんに使ってもらいたいですね」

↑置き畳をじっと見つめるIM板倉。自宅への導入を検討しているのか…。
それ以外にも、企画や商品デザインもされる「畳クリエイター」の淡路さん。様々な「置き畳」をデザイン、開発されています。
それ以外にも、企画や商品デザインもされる「畳クリエイター」の淡路さん。様々な「置き畳」をデザイン、開発されています。
淡路「お客様のお部屋に合わせたオリジナルサイズの畳を受注生産して作ります。畳縁(たたみべり)のデザインやカラーなどバリエーション豊富に取り揃えていますよ」
林 「コピーライター用の畳とか欲しい!文豪気分で書けるような(笑)」
B5からA3の小さい置き畳もあるので、足元だけとかマウスパッドにされる方もおられるそうです。猫が小さい輪の中に入りたがる習性を活かして作られた猫専用置き畳「コット」は、猫カフェで20枚並べたら20匹の猫が全部に乗ったという実績(?)があるほどです。

↑猫専用置き畳「コット」
淡路「こういうのもありますよ。畳縁で作った小銭入れです。名刺やカード入れるのにもいいですよ」
淡路「こういうのもありますよ。畳縁で作った小銭入れです。名刺やカード入れるのにもいいですよ」
ポンコツ「うわぁ!すごいおしゃれ!」
淡路「よかったらお一つどうぞ!」

ポンコツ「ありがとうございますー!!(満面の笑顔)」
自分だけでなく、ITに弱い畳関連業者さんたちの力にもなりたいという淡路さん。畳を愛し、畳がある生活を世界中に広げる畳クリエイターとしてのストイックな思いを感じると同時に、畳のぬくもりやい草の香りが満ちた和の空間にすっかり癒されたポンコツ広報ブラザーズなのでした。

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