大阪メトロとニュートラムを乗り継ぎ、南港へとやってきた二人の男。彼らにはある目的と大きな使命があった。駅舎から出た二人の瞳は、わずかながらの自信と尋常ではない緊張と不安をたたえていた。

「ほう・・・ここがトレードセンター前駅か」
「いや、先週も来ましたよね?」

「本当はATC(アジア太平洋トレードセンター)館内に入ってエスカレーターを降りるのだが?」
「まあ今回は駅名が入った写真が欲しかったんで、あえてこの通路で」

そして、二人の男は早速寄り道し、南港の海風を全身で受け止める。ここが俺たちのステージになる。南港で荷揚げ荷下しをするわけではない。もっと別の目的があるのだ。

ATCの建物に入り・・・

エレベーターに乗り10階へ・・・

そう、彼らこそが、大阪デザイン振興プラザ(ODP)にやってきた「ポンコツ広報ブラザーズ」。ODPはコピーライターである林と大西の二人を、ODPの広報サポートスタッフとして任命するという、無謀にして無茶な賭けに出たのであった。そんな二人の紹介はこちら。

【ハヤシヒロマサ コピー&デザイン】コピーライター・デザイナー 林弘真
相手との会話のキャッチボールを大切にするコピーライター。
それが高じて、近所の公園で実際のキャッチボールも行うように。
取材ライティングよりも企画やデザインを含めた全体ディレクションを好む。

【37+c(サンジュウナナプラスシー)】コピーライター・文章家 大西崇督
コピーだけでなく創作文も書き企業研修講師もする雑食性コピーライター。
物事や人に対して常にフラットであり、何にでも好奇心を持つことができる。
ヒアリングをするときの相槌の上手さだけには一定の評価がある。
この「ODPでやってみた」シリーズでは、「ポンコツ広報ブラザーズ」の二人が、ODPでいろいろなことをやってみます。ええ、怒られない範囲でやってみます。もちろん、やってみたシリーズ以外の広報もやっていきますので、どうぞ宜しくお願いします!