大阪市立デザイン教育研究所では、日々、新しいデザインのかたちを追い求めています。流行はすぐ移り変わるもので、今日の発見が明日にはまた別の色に変わり、新たな姿で再び息づくことがあります。
今回の展示では、学生それぞれが身近な素材である紙の面白さや意外性を探りながら、未知を切り開く挑戦に臨みました。開拓というテーマをもとに生み出された多彩な個性や創意、その結晶をぜひお楽しみください。 

【同時開催】
版画展2026「版でつなぐ高野紙と金属」
和歌山で漉いた伝統的な和紙と大阪の企業の金属端材を使い、エッチングやシルクスクリーンの技法を組み合わせて表現しました。素材や版の技法からひろがる、一人ひとりの表現をお楽しみください。