わたしのマチオモイ帖2025 作品募集 | クリエイターに特化したインキュベーション施設 大阪デザイン振興プラザ(ODP)
わたしのマチオモイ帖2025 作品募集

EVENT
イベント情報

12.22〜

わたしのマチオモイ帖 2025作品募集

「わたしのマチオモイ帖」は、⽇本全国のプロのクリエイターが、⾃分にとって⼤切な町、ふるさとの町、学⽣時代を過ごした町や、今暮らす町など、各地の町で育まれた「わたしだけの思い」を⼩冊⼦や映像作品にして紹介する展覧会活動です。
丸12年の公募と展⽰会を経て「マチオモイ帖」が持つ魅⼒は、作家、来場観覧者、地域に住まう⼈たち等、様々な⽴場の⽅とハートフルなコミュニケーションと関係性を醸成させてきました。
今回は通常の作品に加え、「母を編む」をテーマとした新作を募集。特別企画として「母を編む」をテーマにした作品のみ、「母を編む」手紙部門を設置し、クリエイターの他に、一般の方の作品も募集します。ぜひクリエイター以外の方もご参加ください。
応募作品は、2026年3月に大阪デザイン振興プラザで開催する展覧会で展示します。みなさまのご出展をお待ちしています。

これまで出展したクリエイターの感想

大阪府「和泉帖」
小宮さえこさん(イラストレーター、アートディレクター)
ここ数年、自分の活動の根幹を「わたしの足もとをお花畑に」と表現するようになりました。振り返ると、それはマチオモイ帖との出会いがきっかけに。そんな想いと動きは、これから先、どこに立っても生かされると感じています。
滋賀県「伊香立帖」「仰木帖」
京都府「福大明神帖」
mocoさん(グラフィックデザイナー、イラストレーター)
完成したマチオモイ帖を地元のみんなが喜んでくれて、自分のマチのいいところ、誇れるところを再認識できる機会になりました。帰れていなかった地元と、もう一度つながれたことも嬉しかったです。
京都府「みなみやましろ村帖」
奥西しろさん(ブランディングデザイナー)
南山城村をテーマに5冊作りました。方言辞典やむらびとインタビューなど毎回テーマを決めているのですが、村の人たちに「面白かった!」と言ってもらえたのがとても嬉しくて。マチオモイ帖作りは私のライフワークになっています。
大阪府「お初天神帖 2020」
古川英樹さん(TVCM プロデューサー・カレー作家)
コロナ禍で、故郷には気軽に帰れなくなった 2020 年。自分の居場所がわからずに悩み、気づいたら、職場の近所を掃除している先輩を無心で撮り続けていました。撮影・編集していると、浮かび上がってくる「まちと人間の温かい関係性」や、「自分の世界の捉え方」の癖に気づかされました。
熊本県「うと帖」「いしばし帖」
大阪府「ずいこう帖」
吉永幸善さん(空間デザイナー)
個人的な感情や記憶が形になるマチオモイ帖。最初は戸惑いましたが、自分以外知らないかもしれない場所が形に残るという事は、もしかしたらとても大事なことなのかもしれないと思うようになりました。
和歌山県「新宮帖」
福本友樹さん(映像クリエイター、イベントプロデューサー)
日常の背景や景色の当たり前が、当たり前ではない事に気付かされ、自分の育ってきた町が特別だと、普段の日常からとは違う角度で見直す事が出来た素晴らしい経験です。
応募作品のお披露目は3月開催の「わたしのマチオモイ帖展母を編む」にて

開催概要

日時 2026年3月11日(⽔)~15日(⽇)
各日11:00~20:00 (最終日は18:00まで)
会場 大阪デザイン振興プラザ(ODP)
デザインギャラリー
(大阪府住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟10F)
⼊場料 無料
内容 25 年度新作の展⽰・映像作品の投影
過去作品の展⽰ / カレンダーの展⽰

※写真は2022年開催の「わたしのマチオモイ帖 10年をありがとう」大阪展

「わたしのマチオモイ帖」とは

「わたしのマチオモイ帖」は、日本全国のデザイナー、写真家、イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者などプロのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、各地の町で育まれた「マチへのオモイ」を小冊子や映像作品、ポストカードにして紹介する展覧会活動。東日本大震災のあった2011年にはじまり、現在9年目。これまでに約2000作品(2021年現在)が集まっています。2013年より、ゆうちょ銀行との共同プロジェクトで毎年「ゆうちょマチオモイカレンダー」を発行しています。


2013年度グッドデザイン賞受賞