ジビエレザーブランド「MAKAMI」「MAKAMI」は「害獣駆除される命に新たな息吹を。」をコンセプトにさまざまなレザーアイテムを手掛けるブランドです。
全国の農作物被害は年間約160億円。人間の都合ではありますが、農家の人々にとっては死活問題になっています。近年ではジビエ料理のレストランなども増えてきていますが、それでも活用されるのは数%で、駆除されたほとんどの亡骸はそのまま山に放置だそうです。
「殺めなければならない命なら、せめてそれらは余すことなくいかそう生かそう。」そのおもいをもとに、本来なら活用されない傷やアザ、生きていた証こそ魅力があると、野生の傷を活かしたデザインをしています。
カタログ&コンセプトブックのイラスト・デザイン・アートディレ クション含め一冊を作らせていただきました。
人間の都合の良いしくみに社会や世界がつくられてきて、その加速は止まりません が、その一方でなんとかより良く変えていきたいと動く人たちの姿もあります。動 物や植物、地球の声は私たちには聞こえないし、どうしたって人間主観の考えにな るけど、すべての幸せを考えながら悩みながらもポップに一歩踏み出す人を応援し たいし自分もそうでありたい。外に出るなと言われる今日このごろですが、アウト ドアーなやつらが臆することなくアウトドアーできる「ミライ」を願って。